「肩こり」は、次のような原因が考えられます。
- 運動などの疲労によってコリ固まった「筋肉疲労」が原因の肩こり。
- ストレスや寒さなど「精神疲労」で筋肉が長時間緊張する肩こり。
- 運転やデスクワークなどの姿勢によって、肩に腕の重さがかかる肩こり。
また、これらの原因が複数重なる場合もあります。
それでは、これらのケア方法をご紹介していきます。
筋肉疲労が原因の肩こりのケア
筋肉が縮んでコリ固まっていますから、ストレッチ (筋肉を伸ばす運動) をしっかりとしていきましょう。筋肉を意識して、大きくゆっくり呼吸をしながら筋肉が伸びなくなるまでやりましょう。最初は1箇所に数十分かかることもありますが、毎日続けていくと、数秒でしっかり筋肉が伸びるようになります。首、肩、脇、胸、喉のストレッチがおすすめです。
- 首は、後頭部で手を組んで下を向きます。大きくゆっくり呼吸をしながら、腕の重さでヒジの方向に首の筋肉を伸ばします。
- 肩は、右手を前ならえの状態から、左肩の方へ肘を伸ばしたまま内側に曲げます。大きくゆっくり呼吸をしながら左手で右肘を胸へ引き寄せて筋肉を伸ばします。同様にして左もやります。
- 脇は、右手を万歳して、左手で右手首をつかみ、上体を左に側屈させて、大きくゆっくり呼吸をしながら少しずつ深く筋肉を伸ばします。同様にして左もやります。
- 胸は、肩の高さで右手の親指を上にして壁や柱に手をつきます。壁から手を離さずに、大きくゆっくり呼吸をしながら体を左に回転させて筋肉を伸ばしていきます。同様に逆もやります。
- 喉は、鎖骨の下に両手を重ねて、下に引きます。そして、顔を上げて喉を伸ばします。さらに、下唇が上唇の上にいくように、口をパクパクさせます。
精神疲労が原因の肩こりのケア
ストレスで頭やアゴに力が入り、うまく力を抜けない状態です。肩を上げて3秒キープしてから、一気に力を抜いてだらんとしましょう。意識して力を抜くことで、普段からリラックスできるようになります。
姿勢が原因の肩こりのケア
真横から写真を撮って、自分自身の姿勢を理解しましょう。特に運転中やデスクワークの時の姿勢を撮影するといいです。身長を計測する時のように、壁にかかとをつけて、アゴをひいて頭をつけましょう。首と腰は壁につかず、頭、肩背中、お尻、かかとがしっかり壁に付いた状態が理想の姿勢です。理想の姿勢を意識して、日常生活を心掛けてみましょう。
原因が複数重なっている場合のケア
一番の原因と思われるケアから順番にやってみて、効果がでれば1つのケアでも大丈夫です。日によって原因が変わったり、効果が違ったりします。ただやるのではなく、しっかりと肩の変化を感じながらやってみてください。
おわりに
コロナで整体にかかれない方々に、少しでも健康維持のお役に立てれば幸いです。
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