頭痛や肩こりを心から改善する方法

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心と身体

「心は脳であり内臓である」と言われています。つまり、心と身体は繋がっています。そのことを忘れてしまったり、心と身体を分けて考えたりする人も少なくありません。

頭痛や肩こりなどを改善するためには、骨格や筋肉のバランスを整えるだけではなく、心のバランスやコントロールの方法も知らなくてはなりません。

心が身体に与える影響

人は嬉しい時には笑顔になります。恐怖を感じた時には身体を丸めて縮こまります。自信がある時には胸を張ります。心の状態によって身体を緊張させたり、ゆるめたりするということです。

原因を知ることが大切

頭痛や肩こりの原因が、心なのか身体なのか、それとも両方なのかを知ることで、対応方法は変わってきます。

身体の原因としては、

  • 枕の高さ (寝返り打てない、口が開く)
  • 椅子の座り方 (足を組む、深く座る、寄りかかる)
  • 立ち方 (片足体重、内股、ガニ股)
  • 職業病など特殊な動き (片方にだけねじる、片方の肩で荷物を持つ)

心の原因としては、

  • 怒り
  • 時間に追われている
  • 寝不足

などがあります。

心を改善する方法

「怒り」の改善方法

イライラすることなど、負の感情の出来事は簡単なメモでいいので、いつ、誰に、何をされたか記録を残しましょう。

頭痛や肩こりなどの症状がでたときは、3日前くらいまで読み返しましょう。

ケンカをしたけど、仲直りをしたなら、そのメモは消しましょう。消せずに残っているのが症状の原因になります。「そうなんだ」と理解するだけで症状が和らぐ場合があります。

「時間に追われている」の改善方法

あなたは頭が良すぎて、全て頭の中に記憶して、やれることは早めに全てやってしまおうとしています。

そのため、「記憶する容量」がいっぱいで忘れたり、新しいことを覚えられなかったりしています。また、頭の中をうまく整理できず、ギリギリになって時間に追われる強迫観念から、自分自信にストレスを与えているのです。

頭の容量を減らすために、やることを書き出して、見える化しましょう。また、強迫観念をなくすために、『1日にやることを2つ以内にして』心の余裕を持たせましょう。

「寝不足」の改善方法

しっかり夜に寝るようにしましょう。

シャワーだけだと身体の芯は冷えたまま、皮膚の表面だけで、筋肉は温まりません。夏でも湯船で軽く汗をかくまで温まりましょう。

お風呂上がり30分以内にお布団に入ると、身体の芯が保温されたままになるそうです。また、仰向けになって、寝返りを左右にうつように下半身をねじるストレッチや首肩をほぐすストレッチを行うと、短い時間でも熟睡しやすくなります。

心で肩こりが改善した例

患者様は息子夫婦と一緒に暮らしているおばあちゃんです。おばあちゃんはお嫁さんとうまくいっておらず、イライラしていました。そして、ひどい肩こりに悩んでいました。

会話をせずに肩がふにゃふにゃになるまでほぐしても、肩こりやイライラは解消しませんでした。しかし、施術中にお嫁さんの愚痴を話されたときは、肩こりもイライラもスッキリと解消して帰られます。

話すってすごい効果があるんですね。

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